弊社の小林が、フィリピンで開催された「AWD-JCM Stakeholders Forum」に登壇いたしました

サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井俊輔、以下「サグリ」)は、2025年3月6日にフィリピン・ヌエバ・エシハ州にあるDA-Crop Biotechnology Center(PhilRice Compound, Brgy. Maligaya, Science City of Muñoz, 3119 Nueva Ecija)で開催された「AWD-JCM Stakeholders Forum in the Philippines」に参加いたしました。
※写真はPhilRice社より提供
本フォーラムにおいて、弊社アグリイノベーション事業部の小林が登壇し、衛星データやモデルなど現地観測以外の手法を活用した水田の湛水状況の把握技術やフィリピンでの事業について紹介いたしました。
■「AWD-JCM Stakeholders Forum in the Philippines」について
フィリピン農業省の研究機関(PhilRice)やNational Irrigation Administration(NIA)、および日本の農林水産省や関連団体をはじめとする様々なステークホルダーが集い、AWD(Alternate Wetting and Drying:間断灌漑)の導入や資金調達の機会、JCM(Joint Crediting Mechanism:二国間クレジット制度)の活用などを協議する目的で開催されました。
同フォーラムでは、温室効果ガス削減や持続可能な稲作を促進するために、水管理技術の革新や官民連携の強化策が活発に議論されました。
弊社は、衛星データ解析とAI技術を活用した農業ソリューションの提供を通じて、フィリピンをはじめとするアジア地域全体の農業課題解決に貢献しています。
また、AWDの普及およびJCMを活用した温室効果ガス排出削減の取り組みにおいても、各国政府・民間企業・生産者団体と連携し、新たなビジネスモデルの創出や技術支援を積極的に行ってまいります。
サグリは、持続可能な農業の発展を目指し、引き続き世界中の農業問題に取り組んでまいります。