農林水産省データ駆動型土作り推進事業 3年連続採択!

〜サグリ株式会社は「衛星データで地力を評価する技術」のモデル開発をしています〜

サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井俊輔)は、農林水産省が公募をした令和4年度みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業総合推進対策事業のうちデータ駆動型土づくり推進事業について、以下の通り、令和4年4月14日付けで補助金交付候補者に選定されたことをご報告致します。

「人類と地球の共存を実現する」をビジョンに掲げる、サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市)は2018年6月に兵庫県で創業したスタートアップ企業です。当社は、令和3年1月に、サグリ株式会社CTOとして岐阜大学准教授田中 貴 博士(農学)が就任しており、衛星データを用いて土壌分析を可能とする技術モデルの開発を令和2年度から3年度の2カ年にかけてデータ駆動型土作り推進事業を通じて開発してきました。特に全窒素量及び全炭素量をもとに推定を行う地力(C/N)評価を当事業のメインテーマとして開発をしてきました。以下の写真は、衛星データを用いて土壌分析を行った際の事例です。衛星データを用いて、幅広い農地の土壌分析を可能とするものです。

データ駆動型土作り推進事業とは?

データ駆動型土作り推進事業は、農地土壌の劣化が農業生産の持続性向上にとって喫緊の課題となっていることを踏まえ、農林水産省農産局が、科学的データに基づく土づくりを推進する環境を整備するための取組を支援するものです。当社は、農林水産省が当事業で支援する土壌診断データベース構築の取組の中で、土壌診断を実施するほ場を複数含んだ地区において、ドローン等を用いた土壌のセンシングデータ等を用いた土壌の化学性データの解析による地力の評価を実施し、簡便かつ広域的な土壌評価手法として実装。今後の農地の規模拡大や農業生産現場のスマート化に対応した土壌評価手法の確立を目指します。