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サグリ株式会社、ウクライナの大手農業企業 Continental Farmers Group と MOU(覚書)を締結

~衛星データとデジタルMRVプラットフォーム『SagriVision』を活用し、土壌炭素プロジェクトとカーボンクレジット創出を推進~

サグリ株式会社(本社:兵庫県丹波市、代表取締役:坪井俊輔、以下「サグリ」)は、ウクライナ西部を中心に約190,000ヘクタールの農地を管理する大手農業企業 Continental Farmers Group LLC(以下「CFG」)と、ウクライナにおける土壌炭素プロジェクトの推進とカーボンクレジット創出を通じ、脱炭素型農業と持続可能な農業生産の発展を目的とした戦略的パートナーシップに関するMOU(覚書)を締結しました。

本提携では、サグリが開発・提供するデジタルMRVプラットフォーム「SagriVision」を活用し、大規模農地における土壌炭素量の可視化、農地データの統合管理、カーボンクレジット創出に向けたプロジェクト開発を共同で推進します。

■ 背景

ウクライナは世界有数の穀倉地帯であり、その農業の回復と持続可能な発展は、国際的な食料安全保障および気候変動対策の観点から重要です。

近年、農業分野では、再生型農業による土壌炭素の貯留が、気候変動の緩和と農地の生産性向上を同時に実現する有効な手段として国際的に注目されています。一方で、カーボンクレジットの創出には、透明性が高く信頼性のある測定・報告・検証(MRV)体制の構築が不可欠です。特に大規模農地においては、分散する多数の圃場の土壌炭素量や営農情報を効率的かつ一貫して管理する必要があるため、衛星データやデジタル技術を基盤としたスケーラブルなMRVシステムの確立が求められています。

こうした中、サグリとCFGは、衛星データとデジタルMRV技術を活用することで、ウクライナの広大な農地における土壌炭素プロジェクトの実現と農業の持続可能な復興を後押しできると考え、本MOUの締結に至りました。

■ MOUの概要

  1. 土壌炭素プロジェクトおよびカーボンクレジット創出

CFGが保有・管理する農地データや営農情報を活用し、Joint Crediting Mechanism(JCM)やVerified Carbon Standard(VCS)などを見据えた土壌炭素プロジェクトを共同で推進します。再生型農業による土壌炭素貯留量を定量化し、国際的なカーボンクレジット創出につなげることで、農業分野に新たな経済的価値を創出することを目指します。

  1. 「SagriVision」を活用したデジタルMRV基盤の構築

サグリが提供する「SagriVision」を活用し、衛星データ、Digital Soil Mapping(DSM)、プロセスベースドモデルを組み合わせたデジタルMRV基盤を構築します。これにより、農地ごとの土壌炭素量や農業管理情報を効率的に管理し、大規模農地においても高い透明性とトレーサビリティを備えたMRVを実現します。

SagriVisionの詳細はこちら:https://sagrivision.com/

  1. パイロットプロジェクトおよび事業化の推進

両社はパイロットプロジェクトの実施、関係機関との連携、市場開拓を進めるとともに、ウクライナにおける持続可能な農業とカーボンクレジット市場の発展に向けた事業化を共同で推進します。

■ 今後の展開

サグリはCFGとの連携を通じて、「SagriVision」を核としたデジタルMRV基盤の社会実装を推進し、ウクライナにおける大規模な土壌炭素プロジェクトの実現を目指します。また、日本企業を含む国内外のカーボンクレジット需要に対応するとともに、JCMやVCSなど国際的な制度を活用した新たな価値創出を推進し、ウクライナの農業復興、持続可能な食料生産、そして世界的な脱炭素社会の実現に貢献してまいります。

■ Continental Farmers Groupについて

CFGは、ウクライナ西部を中心に約190,000ヘクタールの農地を管理する同国有数の農業企業です。穀物・油糧作物を中心とした大規模農業を展開するとともに、持続可能な農業や先進技術の導入にも積極的に取り組んでいます。

■ お問い合わせ

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