サグリ創業の原点は、アフリカ・ルワンダにあります。
　2016年、小学生の子供たち向けに教育をしていた際、子供たちに夢を発表してもらいました。
一人一人が夢を持っていました。しかし、家庭の環境などもあり、中学・高校へと、行けない子たちも多く、その夢を諦め、親の手伝いをする子が多いことを知りました。その中で一番多かったのが、親の農業の手伝いでした。
　私にとって大変ショックな出来事で、アナログな農業現場を無償で公開されている衛星データでサポートできないかを模索した結果、サグリの創業に至ります。全く農業知見がない中で、2018年兵庫県丹波市で創業をしたスタートアップ企業は多くの方に支えられて、日本、アジア・アフリカ・中南米と課題を抱える農業現場へサービスを届けています。
　アナログな農業現場が直面している課題を解決するという使命は今も変わっていませんし、次世代の未来のために、食糧危機や気候変動など、人類や地球が抱える課題により向き合えるようになったと感じています。社会課題を解決するという軸をぶらさず、持続可能な事業成長の両輪を回せる会社こそ、本当のインパクトスタートアップであると考えています。
　そのモデルケースの1社となれるようサグリは成長を続けたいと考えています。