経済産業省の『行政との連携実績のあるスタートアップ100選』にサグリが掲載

経済産業省の『行政との連携実績のあるスタートアップ100選』にサグリが掲載。事例の下呂市様は、全国初のアクタバ導入いただいた自治体。2021年9月にタブレット端末を5台を使い農地パトロールの実証実験を実施し、とても効率化できたと言っていただきました。
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・行政との連携実績のあるスタートアップ100選とは

経済産業省は、スタートアップと政府・自治体との連携促進に向けて、行政との連携実績のある企業を中心に事例を紹介する「行政との連携実績のあるスタートアップ100選」を制作。スタートアップと行政の連携を促進することで、スタートアップの育成はもちろん、行政の課題解決力が高まります。本資料をもとに、政府・自治体におけるスタートアップの認知向上や連携ノウハウの共有を図り、スタートアップにおける公共調達を促進を目指されております。

・事例にある下呂市様の事例

サグリ株式会社 代表取締役 CEO 坪井 俊輔、下呂市農林部農務課 主任主査 山下 角英、下呂市農業委員会 会長 金森 茂俊/農業委員 中川 元宏

これまで、下呂市役所との取り組みは、以下の媒体にて取り上げがされています。
日本経済新聞社 2021年12月28日掲載
「(地域のチカラ スタートアップ)サグリ(兵庫県丹波市)耕作放棄地判定精度9割」

中日新聞社 2022年1月24日掲載
「簡単に耕作放棄地把握 下呂市が全国初のシステム 衛星データをAI判定」

読売新聞社 2022年2月2日掲載
「農地調査にAI活用 下呂農業委 衛星データ使い省力化」

また、S-NET宇宙ビジネス情報においても特集記事が公開

Yahoo!ニュースにも掲載されました。

・衛星データによる耕作放棄地の見える化

耕作放棄地は、過去に耕作されていたが、1年以上作付け(栽培)されていない農地です。全国でおよそ滋賀県と同じ面積が存在しており、直近25年間でその面積は約2倍になりました。この耕作放棄地が増えてしまうと、国内の食料自給率の低下だけでなく、鳥獣害被害や雑草・害虫の増加など、大きな課題が生まれる原因となります。耕作放棄地の早期発見や対策を行うために、各市町村では農業委員会が設置され、農地法に基づき、現況確認や転用の調整などを行っています。現地確認調査(農地パトロール調査)は現場の農業委員の大きな負担であり、また、全ての結果を紙からパソコンに手入力しています。これらのアナログの業務を解決するために、人工衛星データから得られる広域性、周期性の特徴に着目。衛星データとAI(機械学習)を用いて、耕作放棄地を見える化するアプリケーションサービス「ACTABA(アクタバ)」を開発し、延べ40以上の市町村と実証を行ってきました。令和3年度岐阜県下呂市に全国で初めて導入されました。衛星データで耕作放棄地対策をデジタル化し、業務改革に取り組んだ事例について評価を受け、令和3年度、岐阜県下呂市農業委員会は農林水産大臣賞を受賞しました。